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まち畑プロジェクト第1弾「すけろくガーデン」8月の活動報告1

こんにちは、修士1年の青島です。今年もどんどん夏に入っていきますね。バテそうな日に飲むforet coffeeのコーヒーソーダの苦味と酸味がめちゃくちゃ心地よいです、、毎日飲みたいくらいです。

喧騒が遠くにある感じがします。いろいろと距離を取っておかないとうまくやれなくなる予感が常にあります。これが処世術になっていって良いのでしょうか。分からないのでとりあえず畑の土いじっていきましょうねって気分ですね。畑の隣に住んでいて本当に良かったです。

7月は西長野の公園プロジェクトや国際コンペの提出が重なってかなりバタバタしていました。なかなか活動報告ができず、申し訳ありません。

今週はしっかり作業をしましたので活動報告も張り切ってやっていきますよ。

とは言っても行なった作業は非常にシンプルなものです。母屋の古材ストックヤードの整理・掃除と、畑の草取りです。

毎週続けている作業が1週でも空くと、畑はあっという間に雑草に埋もれてしまいます。ベンチもテーブルも、畑区画の柵も飲み込んで膝丈まで伸びている植物たちの生命力には圧倒されます。特にその雑草たちを両手で握って抜く時、ここ最近の雨で固まった土に深く広く根を張っているのを身体全身で認識して、命を前にした少しばかりの感動と悔しさを同時に感じます。負けていられないなと思います。

畑に生えている雑草の一つに、エノコログサがあります。夏から秋にかけてつける花穂はネコジャラシという俗称で親しまれていますね。穀物の粟(アワ)の原種とされています。基部は地表を這い、節から根を下ろして広範囲に植生します。抜くのが非常に大変です。

抜いた雑草を積んでこんもりとした山がいくつもできるのですが、そこから土の匂いと一緒に草が発酵したような匂いがし出して、夏は循環のペースが早まっていくなと感じました。

雑草の成長もすごいですが、当然畑の野菜たちの成長も著しいです。瑞々しく育っている野菜たちを写真でお送りします。

トマトたち

トウモロコシ

大豆

大葉
ナスの花(実を撮り忘れてしまいましたが立派でした)
カボチャ
ヘチマ
ネギ
ヒョウタン
ピーマン(パプリカかもしれない)
土留の花壇の花たち

続いて、すけろくガーデンの母屋に場所は移ります。東側半分は住居になっており、修士2年の須藤くんが住んでいますが、西側はたたき土間になっており、工具やこれまでの解体などで出た古材、建具などがストックされています。今年度はこの西側半分を大きく改修する計画があり、そのために古材の場所を移して保管し、掃除することになりました。

現状、大量の廃材が乱雑に置かれていたので、どのような材がストックされているのか改めて把握する機会にもなりました。

モジモジくんが手伝いに来てくれました。

かなりすっきりしました。石場建ての構造がよく見えます。石場建てというのは、地面に石を敷き、その上に建造物の土台や柱を乗せる建て方のことです。現代の住宅建築ではあまり一般的ではありませんが、古民家や古い寺社仏閣などによく見られる伝統的な構法です。土間には大きな石が残っている場所もあり、既存のものをうまく生かした設計をしていきたいです。

トイレもいつの間にか完成していました。あとはトイレットペーパーホルダーを取り付けるだけのようです。

 

次回の作業日は8/9(月)です!
朝8:30から作業をします。来週はピザ窯の現状図面を元に、ピザ窯の改修設計を進める予定です。

お気軽に、畑まで遊びに来てくださいね!
お待ちしております☺︎

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