DIARY

[信級すみずみlab 2025] 活動報告!!Part9 ~WS②day6~

こんにちはー!修士1年のイトーです!
WS第二週目は三日間とも晴天に恵まれ、夏日でした。

時間がゆっくり流れる信級で夏を過ごすと、完全に夏休み気分です、、、が!
今回のWSでは、とにかく改修が進んだことを目に見えてわかるようにしたい!というのが、プロジェクトリーダーとしての心意気でした。

WS最終日の内容は中々ボリューミーですよ~
では行ってみましょうっ!

床を完成させたい!の巻

この日は、佐倉研のOBであり、個人で設計・施工業務を行っている伊藤一生(かずき)さんに来てもらいました!伊藤さんには今年からこの改修に関わっていただき、現場でのご指導や施工計画に関する助言など、定期的にご協力いただいています。

作業内容を説明してくれている伊藤さん

今回のは床板張り足固めの作業です!
「床板張り」は文字通り、根太の上に床板を合わせて、ひたすらビスを打ち込んでいく作業になります。
「足固め」というのは、柱と柱を繋ぐ横材であり、建物の耐震性や安全性を高めるために重要な作業になります。

足固め入れる前の状態

足固めした状態

足固め組のわっしー(B4鷲野)、まさ(B4松島) そして撮影者、まっすー(M1升谷)

午前中のうちに伊藤さんにご指導いただき、午後からは学生で黙々と作業していきます!
伊藤さん、お忙しい中ありがとうございました!

ファサードの漆喰塗完成!の巻

みんなが屋内の作業をしている傍ら、大分から来てくれた吉野君は、ファサードの漆喰塗りを進めてくれていました!
なんと彼、WS第二段は三日間参加した皆勤賞なのです✨
おかげさまでファサードの漆喰を全て塗り終えることができました~!綺麗に塗ってくれてありがとう!!

青い空と白い壁と縞模様の旅人(吉野くん)

昼食が豪華すぎる✨の巻

いつも美味しいご飯を提供してくれる「食堂かたつむり」さん、
今日は一段と豪華なのでは!?それもそのはず、本日はメインのおかずが二品もあるのです!
キノコの天ぷらとイノシシ肉のとんかつ、どちらか選べるスタイル✨100円追加でどっちも頼めちゃうっていうお得な日でした♪
言わずもがな、いとーはどっちも!たらふく食べて午後からの作業も頑張りましょう!

床を張りまくれの巻

板材の墨出しをするだけで、こんなにも楽しげな日置氏(M2)

このPJの要である日置さん、不甲斐ないリーダーの私に、いつも助け舟を出してくれる頭脳派の頼れる先輩。
カメラを向けると何かしらアクションを起こしてくれます。(写真映えを気にしている模様、、、良い表情だ!!)

丸ノコで木材をひたすら切り出していくイトー

木の粉が口に入らないように、手ぬぐいをマスク代わりにしてます。
手ぬぐいっていろんな場面で使えて良いですね!最近集めるのにハマってます。この日は、お魚と唐辛子の柄

インパクトでひたすらビスを打ち込んでいく野君

午後からは野くんも床張りに参戦!
実は彼もちょっとばかしDIYする人で、インパクトやノコギリの扱いには慣れている方なのです!即戦力でした!!

散歩中に寄ってくれた地域の方、右側では土壁を塗るさわっち(M1澤田)

作業の途中で近所の方がフウコちゃん(犬)を連れて見に来てくれました!
このWS期間中は散歩ついでに度々顔を出してくれて、その度メンバーの一人がダッシュしに行きます(フウコちゃんの散歩に駆り出されます(笑))
この日は韓国のりの差し入れも持ってきてくれました!
作業の息抜きに犬と戯れたり、地域の人に進捗を話したり、何かと気にかけてくれる存在がいるのはとても心強いです。
こういう場面は毎回見られるものではありませんが、私はこういう時間が本当に好きです。今後もっと、こういう光景が増えていけばいいなと思ってます。

床張りが終わる頃には暗くなってました。
できたての床の上ではサッカーが始まりました!?(実は⚽するために床張りを終えるぞ!!というモチベーションの元、みんな頑張っていたのです。)

これにて改修WSは終了!!本当に濃い6日間でした。
作業してくれた研究室メンバー、遠方から足を運んで作業してくれた方、そしていつも気にかけてくれている信級の方々のご協力に感謝ですm(__)m
これからもまだまだ改修作業は続きますので、どうぞよろしくお願いします!

最後に

今回のWS6日間を経て、改めて感じたことは、ヒトとヒトの直接的な繋がりの重要さです。
日常生活の中では、人との関りが多い程、どうしてもデバイスを介した繋がりが多くなります。友人との何気ない会話や、仕事等の事務的な連絡、会議、頼み事をする際もメールや電話、ビデオ会議ツールなどを使い、インターネットさえ繋がれば、どこにいても誰とでもコミュニケーションが取れます。
便利な道具を使いこなせることは、効率的だし、直接対面する緊張感も緩和されます。むしろ、使いこなせないと現代のスピードにはついていけないのかもしれません。
それでもやはり、文面だけでは伝わりきらないコトがあると私は思います。
文面でのやり取りは、気を付けていても実際の口調より冷たく感じたり、本来持っている言葉の熱量が伝わらなかったりします。
そして、無駄な情報を省いたやり取りになるため、それ以上の会話が生まれることも少ないかもしれません。
信級のような対面でのコミュニケーション文化が根強く残る地域では、直接的なやり取りがいかに重要か「顔が見えない」ということがどれほど不信感を与えるのか、、、。信級に関わって、まだ半年程度になりますが、そのことを実感する場面が多くありました。
そしてなんといっても人の温かさを感じることができるのは、やはり直接会うことが一番です。地域に入って活動する我々のような人々は、そういったことへの配慮が重要であるということを改めて感じています。

ここまで読んでくれた方、私の長文を最後まで読み切ってくれてありがとうございます。
貴方はきっと、こんな長話にも付き合ってくれる優しい心の持ち主なのでしょう
今度ぜひ、直接お会いしましょう!

以上!! 信級改修WS ~完~

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