DIARY
こんにちは~!
マラソンが趣味になり始めている修士2年の日置と申します。
近年、地方のマラソン大会の運営状況はどこも厳しいそうです。
最近、ハーフマラソン・フルマラソンといくつか挑戦してみたのですが、参加してみるとわかります。運営にかなりお金かかってます。
広告宣伝にもかなりお金をかけていそう。
大会当日、出発前に手荷物をトラックに積み込むとゴールしたころにはゴール地点にきれいに並べられている。
コース上にも警備の方や、エイドを渡す方、いろんな人の協力がある。
ゴールすると、駅に駐車場、温泉に向かうピストン輸送のバスが何十台も走る。
それをすべて外注していては、数千人の参加費1万円があってもそりゃ足りません。
そんななか、「小布施見にマラソン」は市民がつくるマラソン大会として2023年に評価され、小布施町は「世界の持続可能な観光地Top100選」に選出されました。
ちょうど昨日、小布施見にマラソンに参加したのですが、おすすめです。
とにかく、市民の人のボランティアと声援がすごいです。
さらに、道中突発的に、西城秀樹のコスプレをした方が30人くらいのお姉さま方を従え、「YOUNG MAN」を歌い踊る。
バーモントカレーを持ちながら「ヒデキ、感激!」と声を合わせる。
そんなマラソン大会です。多分、唯一無二です。
途中、気温の関係で「走ること」が許されなかったマラソン大会ですが、「お散歩」大会でもいいのです。
余談が過ぎました。本題です。
善光寺からほど近く、東町でサンドイッチを主に提供されているTIKU- Plusさん。とにかくお優しい夫婦が営まれています。
最近イートインも再開され、こだわりのサンドイッチを店内で楽しむこともできます。
そんな、TIKU- Plusさんには実は、良い雰囲気の裏庭があるのです。
数年前、ラ・ランコントルの裏庭で活動を行っている頃から「うちもぜひ使ってよ!」ということを仰っていただいていて、今年度から、少しずつ使わせていただけることとなりました。
敷地はこじんまりしていて陽当りも決して良いとは言えませんが、地域のみなさんと店主さんと共にいい場所にしていくには、とても恵まれた環境だと思っています。
小規模なので解像度の高いビジョンが持ちやすく、夏場でも日陰が多く涼しいのでそこにいるだけで癒しになります。
さらに特徴としては、店舗の奥、庭に隣接する古民家の存在があります。例えば、その古民家の屋根形状は写真のとおりかなり複雑なのですが、雨樋を見ていく雨水が一か所に集まっていたり。その集まった雨水をうまく植物の生育に絡めていく中水利用のあり方など考え始めたらおもしろいような気がしています。
あとは井戸があるので復活したい!
このTIKU- Plusさんの庭は、話し合いの末「TIKU-のつき庭」と決まりました。
これは、TIKU-さんの名前の由来ともなっている、「ちきゅう」をうまく言えない子供が「ちくー」と言うのがかわいかったというエピソードからです。「ちきゅう」とセットになるのは「つき」です。
まずは、庭にあった廃材を使って看板をかいてみました。修士2年まっつん(松下)作です。
いい感じです。まずはイートインの拡張として、サンドイッチをこの庭で食べていくお客さんという光景が見れたらいいですね。
これ、誰が言い出したのか、いつも参加いただいている塩沢さんか、日置か忘れてしまったのです。だれかが「ブランコをつくろう」と言い出しました。つくりましょう。
ブランコの座面も看板の廃材と同じものでつくっていきます。
つき庭のシンボルツリーの大きな紅葉の木につくりました。このブランコは足元に生えている茗荷と領域をせめぎあっていますが、それもいいのです。どちらも大切にします。
体重制限は70kgといったところでしょうか。良い体格の方が乗ったら枝が涙してしまいそうな感じはあります。
塩沢さんは「70年ぶりのブランコだけど楽しい!」と感慨深そうにおっしゃっていました。それが聞けただけで満足です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
基本的にこちらは毎週月曜日に活動を行っています。
活動のことに気になる方がいましたら、ぜひインスタグラムにてご連絡ください。
それではまた。