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まち畑プロジェクト第1弾「すけろくガーデン」6月の活動報告5

こんにちは、修士1年の青島です。霧の彫刻は癒しかと思いきやかなり危険でした、、

最近の活動報告はやけに青島が多いなと思っている方もいらっしゃるかもしれません。もう一人の広報担当、B4の奥羽さんは、自由設計の現地調査のため熊本に帰省しています。もうすぐ帰ってきます!

前回の活動報告ではトイレ改修編をお送りしました。今回はデッキと梅狩り編です☺︎

まず、先週から製作しているデッキの増設について報告いたします。

デッキ西側にはコンポスト方向に上がっていく階段があるのですが、その階段横までデッキを延伸する計画です。シェアハウスの室内からもよりスムーズにデッキに出られるようにしていきます。

このあたりはGL(地面のラインのこと)と1FL(1階の床の高さ)の差が小さいので、束柱は立てず、コンクリートブロックと地面の上に直接根太をおいて床板を張っていきます。前回同様にまず長めの板を並べて固定し、丸鋸で切り落としていきます。

土地の形状に合わせ、デッキは斜めに折れた形にしました。

また、すけろくガーデンとシェアハウスの間に土留を作ったのですが、覚えていますでしょうか?

1段目に床板を転用した土留ベンチと花壇を作ったのですが、この土留の2段目に新たにベンチを設置しました。ベンチ製作に際し、以前佐倉研究室で製作協力した”狐池の掲示板”を転用しました。

もともと、地元住人が休憩できるように座る場所としての役割を付与した設計の掲示板。ここにきて本領を発揮していただきました☺︎

高さが合うように地面を掘り、旧掲示板ベンチを設置します。このままだと倒れてしまうので、土を入れて安定させ、廃瓦を下に差し込んで固定しました。最後に庇(ひさし)を取り付けて完成です。

この日はカランコエメンバーも大勢参加し、畑の手入れを行いました。

野菜を育てる際には、間引きや葉の剪定が不可欠なんだそうです。そうしないと実に栄養が十分に届かなかったり、根菜類が大きく育たないようです。特にナスは、株全体を大きくするために一番花は摘んでしまうなど、学びの多い日になりました。

さらに今回は、すけろくガーデンに生えている梅の木の実を収穫しました。

毎年たくさんの実をつける梅の木ですが、今年も豊作でした。採っても採りきれないほどです、、

木に登ってみると、幹の上の方の実ほど大きいことが分かりました。梅の実は比較的太い枝からも単体で実をつけるようで、かなり面白い、、まるで葡萄のようにぽこぽこと実をつけている枝もありました。

収穫した梅の実は梅酒にすることにしました。

まず梅の実を水で洗い、乾燥させます。

水気を取ったら、爪楊枝やフォークを使って実にぷすぷすと穴を開けていきます。

穴を開けない作り方もあるようです。調べてみると次のような違いが出てくることが分かりました。

それぞれ良さがあるようなので、別の作り方をして比較するのも面白そうですね☺︎

瓶に梅の実と氷砂糖を交互に詰め、ホワイトリカーを入れて作業は終了です。あとは温度変化の少ない冷暗所で保存し、梅のエキスが抽出されるのを待つだけです。

実は2年前にも梅酒と梅シロップを大量に作ってしまった佐倉研究室。いつかみなさんに振る舞いたいな、、

次回の活動は、7/5(月)です。

7月に入り日差しも強くなってきましたので、熱中症対策をしっかり行いながら作業したいと思います。ぜひお気軽にお越しください☺︎

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