NEWS

まち畑プロジェクト第2弾「ラ・ランコントルの裏庭」9月活動報告書その1

日差しはまだまだきつい日も多いですが、夕方以降になると肌寒くなり秋らしさを感じつつ、梨やりんご、葡萄といった食にも目が離せない季節がやってきましたね。こんにちは。修士2年の鷲田です。

今回はハーブ園を作るために石を運びました。大きくてゴロゴロした石がランコントルには隅の方に転がっていたりします。今までランコントルの裏には木材を使うことが多かったので新しい試みです。木材と異なり、石を使用するメリットは防腐剤を塗る必要がなく不朽しにくいことです。春には素敵なハーブ園ができるのをお楽しみに!

さて、去年の今頃でしょうか、完成したパーゴラに今年の夏はゴーヤを植えていました。今年の夏はどこも不作だったらしく、ランコントルのゴーヤも夏本番時期は萎れていましたが、なんと!
夏の終わりからぐんぐん成長してパーゴラがゴーヤで覆われました。これはグリーンガーデンとも呼ばれ、日陰を作るだけではなく、植物が根から吸った水分を葉から蒸発させ、周りの熱を奪うことで周りの温度が下げる効果があります。さらに実も食べられるなんて素晴らしい植物だなと感じます。
住宅の場合、その水蒸気を含んでいる「涼風」を室内に取り込めば、エアコンなど冷房機器の使用を抑えることができて、省エネになるそうです。

今回は柿やりんごといった秋ならではの収穫物から茄子やピーマン、ゴーヤなど夏の野菜が収穫できました。こんなところでも季節の変わり目を感じますね。去年は不作だったリンゴが今年はいくつか実っていてとても嬉しいです。野生のリンゴは酸っぱいイメージが強いので、コンポートにするのが個人的にはおすすめだと思っています。

また、こちらの収穫物はみんなで試作のために集めたもの。柿の葉やドクダミ、ローズマリーにホワイトセージ、どれもランコントルの畑で収穫できるものです。一体何ができるのでしょうか!お楽しみに〜。

次回の畑は9/30(木)7:00〜です。涼しくなったこの時期にぜひ訪れてみてください!

Pagetop