NEWS

[信級すみずみLab 2024]活動報告!!Part3

こんにちは!修士1年の阿部です。
ついに、、改修を進めている空き家の土間が完成したので報告です!

まずはプロジェクトの簡単な説明から。
「信級すみずみlab」
は、長野市信州新町信級という人口100人程度の限界集落において、空き家である「マルカの家」を移住者と現住民の交流拠点となる場所に改修することを中心に活動しているプロジェクトです。
メンバーは主に土日に滞在して改修を進めています!
Instagramでも発信していますので、よかったら見てみてください!

ここをクリックでInstagramのリンクに飛びます!!!

今回は土間施工の様子や手順などを報告していきます!
空き家改修やリノベーションに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください~

土間施工までの簡単な手順

土間コンクリートの構造は下の図のように「地面→砕石→メッシュ筋→コンクリート」という順になっています。

ということで、まずは砕石を入れ、平らにしていきました~
砕石には、元々あった外壁のコンクリートブロック塀を壊して細かく砕いて利用しました!

すると、信級地区の住民の方も様子を見に来て一緒に手伝ってくれました!

平らにできたら、次はメッシュ筋を敷きます。
コンクリートを流し込む型枠を作ることも忘れずに!
型枠には解体した床板などを活用し、隙間がないように作りました。

いよいよコンクリート打設!!

コンクリート打設の直前になったら、全体に水を撒きます。
これは、打設時に型枠や地面が乾いていると生コンの水分を吸ってしまい、強度の低下やひび割れの原因になってしまうためです。

ここまでしたら、いよいよ生コンを投入します!
気温が25℃以上の日の打設標準時間が90分だそうで、コンクリート打設は時間との勝負でした...

ミキサー車から出てくるコンクリートを奥に撒く「スコップ部隊」、それをならす「じょれん部隊」に分かれて手際よく作業していきます。
と簡単に書いていますが、想像以上にコンクリートが重く、交代しながらやりました。
「余裕だろ~」と言っていた自分が愚かでした(笑)

全体にコンクリートが行き渡ったら「バイブ」で振動を与え、さらに平らにします。
50㎝間隔で水が浮き出てくるまでやると自然と平らになります!

バイブをした後はそれに続いて「パタパタ」でさらにきれいにしていきます。
とにかく時間との勝負なので、ここでも「バイブ部隊」と「パタパタ部隊」に分かれて手際よく作業しました。

コンクリートが足りなかったり、作業が想像以上にきつかったりなど色々ありましたが、なんとか90分以内に土間を打つことが出来ました!!

おわりに

以上、長くなってしまいましたが、「信級すみずみlab」の土間の施工についての報告でした!
最初は分からないことだらけだった私たちでも、集落の人たちのアドバイスや協力によって土間を完成することが出来ました!
空き家の改修はまだまだ始まったばかりですが、これからも信級地区の人たちと共に協力し合いながら、教えてもらいながら進めていければと思います。
なので、リノベーションをしたいけどどうやったらいいのか分からない人は、「信級すみずみlab」の記事を参考にしていただけたら幸いです!

Instagram では、改修の様子に加えて、信級での生活の様子なども発信しています!
ぜひご覧ください!

 

Pagetop