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2018年度「瓢箪プロジェクト」成果報告

まち畑プロジェクト第3弾「ヤギのいる庭」のスピンオフ企画で、2018年4月から瓢箪アーティストの奥田さん(小布施にある古本屋「スワロー亭」店主)のサポートのもと、瓢箪を苗植えから楽器にするまでの全ての工程を実践してみました。
瓢箪は世界最古の栽培植物の一つと言われています。人が海を渡り移住するには、飲料水の確保が最も重要であり、史前その役目を果たしていたのが瓢箪だったそうです(参考 :https://www.spf.org/_opri/newsletter/2013/306_3.html)。
ヤギのいる庭で育てた瓢箪は、長瓢箪という品種で、なんと1m以上の長さの瓢箪が2本元気に育ちました!育てる過程は、瓢箪の重みに耐え得る棚作り、中身を腐敗させ排出させる悪臭極まり無い作業など、なかなか大変でしたが、全てが初めての体験で新鮮で楽しいものでした。
何千年前の人類も同じ作業を行なっていたのかと思うと、不思議な気分になりました。
肝心の製作した楽器は、どちらも弦楽器ですが、信州大学建築学科3年生複数名(特に青島君、杉山君)と一緒に、形の異なる2本の瓢箪の性質を尊重したデザインに仕上げることができました!
ですが、楽器としては、まだまだ改善の余地ありです。
「瓢箪プロジェクト」を通じて、「まち畑プロジェクト」における畑のあり方として、今回の瓢箪のように加工可能な栽培植物を中心に育てていく面白さに気づくことができました。
最後に、下記のURLにこれまでの「瓢箪プロジェクト」の写真ヒストリーを載せています。ご興味ある方は、是非ご覧ください。

https://www.facebook.com/pg/まち畑プロジェクト-1047704272017927/photos/?tab=album&album_id=1863264490461897

(代表:佐倉)

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