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M1杉山君、須藤君が【第7回ポラス学生・デザインコンペティション】にて最優秀賞を受賞!!

こんにちは、修士1年の須藤悠です。

1ヶ月前の事となりますが、先日開催しておりました第7回ポラス学生・デザインコンペティションにて最優秀賞を受賞しました。このコンペは、佐倉研究室の杉山翔太(写真左)、須藤悠(写真右)、羽藤研究室の高橋真由(写真真ん中)との共同制作で取り組みました。このコンペは、佐倉研究室の杉山翔太、須藤悠、羽藤研究室の高橋真由との共同制作で取り組みました。
テーマは「地球につながる新しい風景」であり、集合住宅を設計するという内容でした。 そこで、僕たちは「大地や街のスキマで過ごす生き物と共生する風景」を「地球につながる新しい風景」として捉えました。つまり、従来の外部と繋がりを絶ち環境を支配し生活するヒトに対して、僕たちの提案では大地のスキマを重視し、それらを巧みに整える動植物とヒトが共生する風景こそ、地域と環境を繋げることが出来るのではないかと考えました。また、スキマとの関係を築き上げる媒体としてニワトリをシステムに挿入し、ニワトリを介して街が見捨てた地域環境を捉え、新たな共生のあり方を示しました。

具体的な設計内容としては、従来の整頓された集合住宅に対して、 平面計画では、住戸を分散し、各壁面をほどき 断面計画では、住戸を浮かし、断面を削ぎ、多様な屋根で繋げました。 また、鶏舎を構成する止まり木や餌箱などの6要素を敷地内に分散配置させることで集合住宅全体を鶏舎として捉え設計しました。 また大きな軸として、いきなり鶏を都市の集合住宅で飼うと、鶏の泣き声やにおいで嫌悪感を抱く地域住民もいると思い、雌鳥だけ飼うなど一般の人も生活しやすいような計画としました。

しかし、審査の際に、鶏の泣き声やにおいといった問題を逆手に取り、それを逆噴射的に強調するように設計した方が、その地域に対して都市が忘れた大地との繋がりを伝えるメッセージ性が上がるのではないかという意見を頂きました。僕たちの提案は都市に遠慮していました。この意見を踏まえ、次回はより良いものを提案したいと思います。 佐倉先生をはじめ助言して頂いた方や模型製作のお手伝いをして頂い方へ、本当にありがとうございました。 最後に、ポラスグループさんのHPに掲載されています。審査員の先生方のご意見や他作品など気になる方は下記のURLクリックしてみてください。

https://kenchiku.co.jp/polus2020/

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