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真夏になびく陽炎は日に日に密度を増し、額を伝ってまぶたに溜まる汗と共に私たちの視界を遮る。例年にも襲う猛暑に負けず、長野県長野市でイベントが開催された。信州大学佐倉研究室によるピザ会である。
まち畑プロジェクトは長野市門前界隈の3つの敷地で展開されている。その1つのすけろくガーデンでは年に3,4回のペースでピザ会が開催されており、今回のピザ会は今年度の2回目だった。
ピザ作りにおいて最重要なことはピザ生地作りである。昨年の反省を活かし今年度はピザ生地をピザ会開催の2日前からつくり、2次発酵させている。これにより、モチモチの生地が出来上がる。ピザ生地は前回のピザ会同様に皆様から好評だった。ピザ生地作りはすけろくガーデンのある狐池地区の区長さんの協力もあり、公民館で行われた。
そして7月29日(土)ピザ会の開催である。快晴の夏日和、日差しはガンガンに照りつけ私たちの体力を奪う。それでも私たちは負けなかった。ピザ会を楽しみにしてくれている人々がいるのだ。公民館を貸していただいた区長さんもピザ会に初めて来ていただけることになったいた。当日の朝は早い。8時に買い出し班と会場設営班に別れ準備を行う。夏の暑さの対策として飲み物は大量に購入。自転車で合計6lほどの飲み物を運ぶ。これだけで汗ビッジョリ。
すけろくガーデンついても休憩などしていいられない。ピザ生地を二次発酵のためにコネなおし、小分けにするのだ。小分けにしたものを1時間程度放置。これが2次発酵となる。
ピザの具も準備して用意完了。後は、来場者を待つのみである。前回までの違いとして、地域に回覧板を回したことがある。今年度はご近所さんなどの地域に住んでいる人をターゲットとしてプロジェクトを進めている。回覧板でピザ会を告知した。結果、区長さんをはじめとする地域の方が参加してくれた。反対に、信州大学の学生はテスト期間で忙しく、参加者は少なかった。夏場のピザ会開催であった為、暑さ対策を施した。1つはシートによる日陰作りである。今まで昼間に作業をしてきて、日陰なしでは外に滞在などできないことは明らかだった。これの改善として、シェアハウスとピザ屋根、木を使いシートをかけた。これが、効果覿面で直射日光を防ぎ、風通しの良い空間ができた。
2つ目はシェアハウスの開放である。現在空き部屋になっている場所を、食事やピザ作りのできる空間とした。日光を遮ることができ、扇風機があるため快適に過ごすことができる。
そして、他のピザ会の風景をご覧ください!
最後に
今回のピザ会は多くの地域の方に参加いただきました。ありがとうございます。少しづつ、私たちの活動が地域に認められた証だと思い、嬉しく思います。
活動の様子はInstagramでも発信しています。(所在地:〒380-0866長野県長野市狐池1201-2)
夏休みには大型イベントの企画も進行中です。
佐倉研究室の活動をこれからもチェックお願いします!
修士1年 糠谷