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【まち畑プロジェクト第1弾 すけろくガーデン】2022年11月の活動報告4

こんにちは!学部4年の六車です。

以前より告知していましたピザ会の様子をお届けします。
今回は佐倉研究室メンバー、カランコエさんのほか、佐倉先生、狐池区長をはじめとした地域住民の方にもご参加いただきました。

前日準備

火入れ
ピザ窯の周囲の土塗りを行ってから初めてピザ窯を使うので、事前に一度火入れを行い、ピザ窯の温度測定や塗り土の乾燥収縮の度合いを確認しました。

井の字型に組むことで内部に酸素が入りやすくなり、すぐに薪が勢いよく燃えるようになりました。

しかし、まだ塗り土が湿っているせいかピザ窯全体が温まるまで3時間くらいの時間を要しました。
温まってくるとピザ窯内部は300℃以上、塗り土の部分も30~40℃程になりました。
塗り土部分からは水分が水蒸気となってもくもくと上がっていました。

乾燥すると、想定通り割れが生じてしまいましたが、土に混ぜていた雑草のおかげで完全に割れることなくつながっていました。
恐るべき植物の繊維力…
割れた部分は後日重ね塗りの補修を行う予定です。

当日準備

防腐塗装
当日は早朝からピザ窯の屋根に防腐塗料「キシラデコール」をスポンジハケで塗りました。

特に腐りやすい脚元部分を念入りに塗っています。

建具の固定
ピザ窯屋根の建具が載せているだけの状態だったので、落ちないように固定しました。

固定はフォトフレーム裏の回転させて留める金具のようにT字の補強金具を用いてこのように行いました。

会場設営
そうしているうちに日が昇り、会場の準備も進めていきます。

事前のデモンストレーション通りにピザ窯の火おこしを行いましたが、前日の雨による湿気の影響もあってなかなか上手く炎が上がりません…
それでも根気強く酸素を送り込んでピザが焼ける温度まで窯内を温めることができました!

この板は今年春に行ったピザ会の経験から改善した点で、ピザ生地を伸ばす・具材をのせるといった工程を参加してくださったみなさんに楽しんでもらいたいということで外で行えるようにしました。
2人くらいが一列に並べるくらい小さな合板にラップを巻いて、その上で作業します。

食事準備
ピザ会が始まるまでにカランコエさんと一緒にスープと軽食、ピザ生地作りまでを行いました。

にんじん、玉ねぎ、キャベツ、ウインナー、ブロッコリー、コンソメを入れて野菜スープをつくります。
外でじっとしていると冷えてくるので温まってもらうためのホットメニューです!

パンに切り込みを入れて、ウインナー、ほうれん草、トマト、きのこを挟み、ケチャップを塗ってホットドックにします。
「ホット」とついていますが、ホットメニューではなく、ピザ焼きに時間がかかるので待ち時間につまめるようにという目的で用意しました。

ピザ生地は強力粉、薄力粉、ドライイースト、塩、ぬるま湯、オリーブオイルを混ぜてつくります。
混ぜる工程だけをキッチンで行い、延ばす・具材のせは外で行います。

ピザ会スタート!

昼にかけて参加者が集まってきて、今回新たに設けられた受付を通ってピザ会開始です。

開始挨拶

参加者が輪になって、全員の顔が見える状態でリーダーの勅使河原さんと佐倉先生から全体挨拶を行いました。

ピザ焼き

参加者が交代でピザ焼きの体験をしています。
初めてのピザ焼きで教わりながらの人も何度かピザ焼きを経験して慣れている人もみんな楽しそうにピザを回し、焼いていました。

完成したピザがこちらです!
ピザソース、ベーコン、ウインナー、玉ねぎ、トマト、ピーマン、シーフードミックス、きのこなどからそれぞれが好みでトッピングした具材がのっています。

後半にはりんご、シナモン、はちみつなどをのせたデザートピザも焼きました!
食事のピザとは一風変わったピザでしたがこちらも大変好評でした。

最後にはホットワインを飲んで温まりながら、楽しくお話しました。

最後に

楽しいピザ会はあっという間でしたが、たくさんの方とお話しできて有意義な時間になりました。
参加していただいた皆さまありがとうございました。
今回久々に地域住民の方にもお声がけしてピザ会を開催しましたが、休日に開催してほしいというご意見もいただいたので、今後も定期的にピザ会を開催し、休日の開催も検討していこうと思います。
ご都合つけば参加していただけると嬉しいです。

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次回12/8も作業してますのでぜひ気軽にいらしてください🤗
(所在地:〒380-0866長野県長野市狐池1201-2)

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