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まち畑プロジェクト第1弾「すけろくガーデン」10月の活動報告1

こんにちは、修士1年の六車です。
夏休みが明けて、後期の活動がスタートしました。

すっかり秋の空気になって肌寒いと感じることが増えてきましたが、雪が降る頃までは毎週ゆるく活動していきます〜

今回は夏の間に伸びた雑草の堆肥化実験を佐倉研究室のメンバー6名とカランコエの塾生さん4名で行いました。

堆肥化実験

堆肥化とは?
刈り取った雑草などには栄養素が含まれており、土と混ぜることで土の中にいる微生物が数ヶ月かけて分解してくれます。
こうして細かくなったものが堆肥と呼ばれるものになります。
これを畑の土に混ぜることで作物が育つための栄養分になります。

実験の背景
すけろくガーデンの栄養たっぷりの土は雑草たちにとってもうってつけの環境であり、夏場は1週間のうちに靴が埋まるくらいまで成長してしまいます。
これまで刈った雑草は1~2m四方の大きな箱に入れて置いていましたが、あまりの量の多さからコンポストとして上手く機能してくれませんでした。

[上写真]これまでの雑草置き場

そこで雑草の保管場所を小さく分散させることにより、刈った雑草を持ち運ぶ距離の短縮堆肥化の早期進行ができ、草刈りの負担軽減だけでなく、効率よく刈った雑草を利用できるのではないかと考えました。

方法
今回は場所ごとの利便性を考慮し、2通りの方法で行いました。

  1. 地面に直接掘った穴に投入する
  2. コンポスト(箱)を用いて持ち運び可能な量を投入する

用意したものはこちら↓
・土
・雑草
・米ぬか

掘った穴もしくはコンポスト(段ボール)に、雑草→米ぬか→土の順番でミルフィーユ状に何層か重ねます。
米ぬかは堆肥化を早めてくれるだけでなく、堆肥に不足しがちなリン酸を補ってくれるそうです。
最後に、水を撒いて完了です。

実験の様子
穴掘り班と雑草集め班に分かれ準備を行いました。

それぞれに材料を投入していきます。
どれくらいの量がいいのか、雑草は細くて、小さいものがいいんじゃないかとみんなで試行錯誤しながらやっていました。

完成!

あとは毎週混ぜて祈る…
もし堆肥化が上手くいけば次のように利用しようと考えています。

  1. 直接
    →畑の畝間に設置し、作業スペース兼雑草の保管場所にする。
  2. コンポスト
    →隙間の有効活用、什器としての機能を持たせることができる。

結果は数ヶ月後になりそうですが、楽しみです♪

ヤギの見学

まち畑プロジェクト第3弾のヤギのいる庭で飼っているヤギのゼンちゃんにクワの葉をあげるため、すけろくガーデンから10分ほど住宅街を歩いてゼンちゃんに会いに行きました。
クワの葉はすけろくガーデンで採れたもので、ゼンちゃんの大好物だそうです。

ゼンちゃんに手渡しでクワの葉をあげました。

食い意地強めのゼンちゃんに対してちょっと腰引けてない??

それでも最後はヤギに会えてよかった、楽しかったという感想が聞けました〜

おわりに

最後までご覧いただきありがとうございました。

活動の様子はInstagramでも発信しています。ぜひご覧ください。

後期も毎週木曜日8:30から作業しています。(所在地:〒380-0866長野県長野市狐池1201-2)
気軽にご参加ください〜😊

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