善光寺門前リビングラボ

社会課題をITコラボレーションによって新たなアイデアを創出するNICOLLAPと信州大学佐倉研究室が共同し、防災をテーマにイベントを通して地域課題に向き合うプロジェクトです。
主に低未利用地である神社境内空間の災害時の活用法を探るための防災イベントを開催しています。

善光寺門前リビングラボ
地方都市の災害レジリエンス向上

地方都市では高齢化や人口減少、インフラの欠陥などの社会課題が重なり、災害時の被害拡大や復旧・復興の遅れが生じる懸念があります。本プロジェクトでは様々な事業者と関わりながら定期的な防災イベント・ワークショップを開催し、地域住民のリアルな声から地域課題を抽出することで防災・減災に向けた地域モデルを示し、防災イベントによって地域住民の防災意識を高めることで地域の災害レジリエンス向上を目指しています。

低未利用地の活用

空き地・空き家などの土地や常時利用されていない土地は「低未利用地」と呼ばれています。
神社境内も低未利用地の一つであり、ある程度の広い土地面積を持っていながら普段はあまり利用されていないのが現状です。そこで現在までに開催した防災イベントでは、長野市西長野町の加茂神社の境内空間で開催し、災害時における神社及びその他の低未利用地の活用のされ方を模索しています。

これまでの活動

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これまでに本プロジェクトでは低未利用地である神社境内空間の活用として、地域住民が体験を通して防災に対する意識を高め、災害時における地域課題を探る防災イベントを開催してきました。
今までに開催したイベントでは、地域の地図を広げて避難時の課題等を書き入れたり、実際にまちを歩き、撮影した写真をマップ上に記録するLINEロギング(株式会社ラポーザ提供)を使って災害時の想定危険箇所をマッピングするワークショップを行っています。また、非常食を食べる体験やアウトドア用品などの災害時にも役立つグッズの紹介などいざという時の備えを知る場を設けました。そして、私たちは神社の全国的な課題である経営難に助力するべく、イベントの収益を寄付しています。
これからも定期的な防災イベントを開催し、地域住民と共に地域が抱える防災上の課題を解決する方法を見出す機会を増やしていきます。

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