DIARY

東急百貨店屋上プロジェクト

こんにちは!修士1年の藤井です。

今回は、「東急百貨店屋上活用プロジェクト」についてご紹介します!

突然ですが、長野駅前にある東急百貨店に屋上があることをご存じでしょうか?
2026年5月より、屋上スペース「SORANIWA」として一般開放が始まり、多くの方が気軽に立ち寄れる新たな憩いの場となっています。
ちょうど今年は東急百貨店の開業60周年という節目の年でもあり、屋上という新たな空間の活用にも注目が集まっています。
私たち佐倉研究室もこの屋上活用の取り組みに参画し、廃材を活用した木製ベンチのデザイン・制作に取り組みました。

3月頃から屋上の塗装作業が始まり、4月からはベンチのデザイン検討や制作を進めました。
今回制作したベンチは、屋上に人が滞在し、くつろげる空間づくりの第一歩となるものです。
今後も屋上の活用状況を見ながら、さらに魅力的な空間へと段階的に整備を進めていく予定です。

椅子の紹介

今回制作したベンチには、地域で不要になった木材を再利用しています。
一見シンプルな構造ですが、木材同士の組み合わせや配置には多くの工夫が詰まっています。
外側を固定する結束バンドがそれぞれの木材にしっかり力を伝えられるよう、木材の大きさや並べ方を何度も検討し、この形にたどり着きました。

『完成した椅子』

廃材を活用した理由の一つは、東急百貨店が「地域のものを活かし、人とのつながりを大切にしたい」という思いを持っていることです。
また、私たちも「循環」をプロジェクトのテーマの一つとして掲げています。
木材は時間とともに朽ちていくことを前提としており、その役目を終えた後は、チップにして屋上に植える植物の土壌改良材として利用したり、薪として活用したりすることを考えています。ベンチとして役目を終えても、別の形で屋上を支える資源へと生まれ変わる——そんな循環型のデザインを目指しています。

『廃材利用の流れ』

今後

このプロジェクトはベンチを制作して終わりではありません。東急百貨店屋上プロジェクトでは、一度にすべてを整備するのではなく、段階的に空間を育てていくことを大切にしています。今後もさまざまな取り組みを重ねながら、少しずつ変化し、より魅力的な屋上空間へと発展していく予定です。ぜひ、これからの変化にもご注目ください🙌

ながの東急百貨店の60周年特設ページでは、完成したベンチや「SORANIWA」の取り組みについても紹介されています。ぜひご覧ください!
ながの東急百貨店「長野駅前開店60周年」特設ページ

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