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まち畑プロジェクト第2弾「ラ・ランコントルの裏庭」10月活動報告書その1

まち畑プロジェクト第2弾「ラ・ランコントルの裏庭」10月活動報告その1

夜の寒さが厳しくなってきた今日この頃です。長野県の冬を体感するのは初めてで、まだまだ寒くなるとのことなのでととても不安です。こんにちは、修士1年の磯部です。

今回の作業では、先週ハーブ園を作る場所に運んだ石を設置するために穴掘りをしました。

穴掘りの作業をしていると、前の建物の基礎が現れてきました(下写真赤枠部分)。

家の基礎には、「ベタ基礎」と「布基礎」があります。ベタ基礎とは、立ち上がっている部分と床一面を、鉄筋を入れたコンクリートで一体化して、大きな面で家の重みを支えます。面で支えることによって荷重を分散できるので、布基礎より耐震性が高いのが特徴です。現在の日本の住宅では主にベタ基礎が採用されています。

ベタ基礎のメリットとして耐震性に優れていること、湿気が建物に上がらないこと、シロアリの被害を防ぎやすいことが挙げられます。デメリットとしては、布基礎に比べてコンクリートと鉄筋の使用量が多くなり、コストが高くつくことです。

布基礎は、断面で見るとT型を逆さにしたような形をしています。住宅を逆さTの縦の部分で支えます。この部分にだけ鉄筋が入っていて、布基礎は点で建物を支えることになります。布基礎のメリットとして、ベタ基礎に比べてコストを抑えることができます。デメリットとしては、耐震性が劣ること、湿気やシロアリの被害を受けやすいことが挙げられます。

また、ハーブ園の周りを囲む石を設置し始めました。石によってサイズが異なるので、石の高さが同じになるようにうまく調整して穴を掘っていきます。

これから来年にかけて、イチゴを栽培します。作業の合間につまみ食いなんかができたら最高ですね。ハーブ園も徐々にでき始めています。畑を区画し、ブロック壁に沿ってベンチを作るなどやることはまだまだ山積みで、これからの変化が楽しみです。

次回の作業も7:00~です。ぜひ気軽に立ち寄ってください!

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