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横浜の住宅地の中に!横浜市内初!遊休地活用型コミュニティガーデン

都市空間デザイン

現地で代表の木村氏へのインタビューを行った。インタビュー内容から都市計画的視点で語られた部分を抜粋し記述したい。
◯点
横浜市内の戸建て住宅地の緩傾斜地にあるコミュニティガーデンである。もともと、団地開発時にディベロッパーが残地部分を横浜市に寄付した土地であり、その時の残土置き場だった。2004年に横浜市旭区との協働でまちづくりの検討・実践を行う「まちづくりサロン」において、今宿2丁目にある市有地をコミュニティガーデンとして活用する提案がなされ受理される。ここから今宿コミュニティガーデンの活動が始まる。賛助会員は地域の企業からなり、木村さんが丁寧に声をかけた。
コミュニティガーデンは、農園ゾーンとイベントゾーンに分けられ、農園ゾーンは端に用具の小屋やコンポスト、雨水タンク(水道施設がない)、資材などが置いてある。
イベントゾーンでは、イベントは収穫祭、ハーブティーサロン、押し花教室、芋煮会、蕎麦打ち体験、餅つき大会などが行われるため、広々としたスペースが確保されている。

〇線
会員のほとんどが近隣住民であるが、会員以外の地域住民との交流イベントも多い

◯面
近隣の小学校や保育園での活動や、看護学校の生徒が講義の一環として一緒に作業することもあり、近隣の施設、団体とのつながりがみられる。また、賛助会員は地域の企業であり、重機や植木などの提供・支援もみられ、深く広い面的なひろがりのコミュニティガーデンである。

概要

 

 

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