DIARY
こんにちは。学部4年の廣瀬です。
最近はダーツにハマっていて、勉強や研究の合間の良い息抜きになっています。暑い日が続いていますが、信級での活動でも適度に休憩を取りながら作業を進めています。私は活動の合間によく丸太の上で寝転んでいるのですが、自然に囲まれた環境の中で過ごす時間はとても心地よく、心身ともにリフレッシュできます👍
さて、最近の活動では土壁塗りと水源調査を行いました。少しずつ環境を整えつつ、この場所への理解も深めています。
その様子をぜひご覧ください!
傷みが見られる既存の土壁を中心に補修作業を行いました。土壁の材料は、田んぼの土や稲を脱穀した後の藁、既存土壁、水を混ぜ合わせてつくります。地域で得られる資源を活用しながら材料を循環させていることも、土壁の大きな特徴です。また、既存の土壁には砂質土が多く含まれているため、新たに粘性土を加えることで強度を高めています。
私も土壁づくりは初めての経験でしたが、身近にある自然素材を活用して壁をつくる過程はとても興味深く、その土地の資源だけで成り立つ土壁の魅力を実感しました。

↑土に混ぜ込むため、藁を細かく切っているところです。


↑つくった土を使い、傷んだ部分を丁寧に補修しています。
修士設計に取り組んでいる先輩の調査に同行し、水源の位置や特徴を把握するための水源調査を行いました。今回は、信級にお住まいの加藤さんに案内していただきながら、山の中に点在する水源を見て回りました。

↑水源までは険しい道が多く、普段はなかなか足を踏み入れないような場所を進みながらの調査となりました。
上の写真のように急な斜面や草木をかき分けながら水源を目指しました。

↑第1タンク。なにか水資源の問題が起きたときは、まずここに異変がないか確認するそうです。

↑第1タンクとつながる中間タンク。

↑そして、水源。タンク内の土が詰まらないように下にも水の出口が設けられています。最近は、村への水の供給が安定しているそうです。
また、かつてはこの水源から向かいの山にある旧小学校までパイプを通し、水を供給していたとのことでした。
水源調査では、水を安定して供給するためのさまざまな装置や地域に受け継がれてきた知恵に触れることができました。普段何気なく利用している水が、多くの工夫や管理によって支えられていることを実感するとともに、この地域の暮らしへの理解もさらに深まりました。
案内してくださった加藤さん、貴重な機会をありがとうございました!

最近の改修作業では、間仕切り壁を立てるなど、空間が少しずつ形になっていく様子を実感できるため、とてもやりがいを感じます。まだ先は長そうですが、完成後の姿への期待も膨んでいっています。
また、今回の活動中に、現場に大町と新町の方が見学に来てくれました。特に海外から移住された大町の方からは、断熱材としてもみ殻を活用しているというお話を伺いました。もみ殻は調湿性能に優れ、施工しやすいだけでなく、炭化させることで消臭や防虫の効果も期待できるそうです。米づくりを行っている私たちにとって身近な素材でもあり、これまで炭を建材として活用してきた経験ともつながるため、今後の改修活動にも活かせるのではないかと感じました。
このような出会いを通して、地域の方々をはじめ、多くの人が私たちの活動に関心を寄せ、支えてくださっていることを改めて実感しています。活動を続けられているのは、こうした方々の存在があってこそです。今後も人とのつながりを大切にしながら、この場所の魅力をさらに引き出せるよう取り組んでいきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!